JR近郊区間 最長片道切符で
楽しんでみませんか・・・
大都市近郊区間 JR最長片道切符の利用方法
大都市近郊区間とは「東京近郊区間」「大阪近郊区間」「福岡近郊区間」「新潟近郊区間」の4地区
JR旅客営業規則第156条第2号に規定する区間です。東京、大阪、福岡は国鉄時代から規定されており
新潟近郊区間はJRになってから規定されています。(青字をクリック)
「最長片道切符」とは普段聞きなれないかと思いますが、次の駅(1区間)切符を購入し、大回り乗車して
次の駅に降りることです。大回り乗車することは「車窓の旅」で楽しむ事が出来ます。
”なんでやねん!・・・ありえへん!”と言われる方も居られましょうが、
御存じの方も一度お読みください。
勿論、これは不正な乗車ではありません。JRが定めた規則に則っていますのでご心配はありません。
これには条件があります。大都市近郊区間4地区で、各エリア内に限ります。
同じ駅を重複通過しないこと。途中下車(改札を出る事)も出来ません。有効は当日限り。
例えば高槻駅から区間の茨木駅行くとして普通切符を購入、本来なら大阪方面二駅だが、逆方向の
京都方面へ乗り、乗り換えを続けて大回りして大阪方面から茨木駅で下車します。
一方通行という事でしょうか。終着駅の改札では切符を機械に通さないで、駅員さんに
「最長片道切符・大回り乗車」と告げてお渡し下さい。
機械を通すと改札入場時間が長時間の為、無効となり検知しチャイムが鳴り開きません。
もし、途中下車した場合は運賃が正味精算されて支払なければ成りません。ご注意下さい
途中で検札や係員に問われた場合は「最長片道切符・大回り乗車中です」とお告げ下さい。
私も10年程前に2回ほど利用しましたが、車窓から見る風景、乗り換え時間待ちにホーム風景や
車両を撮つたりして結構楽しかったですよ。普通乗車券切符で新快速、快速、普通電車を利用します。
コースを決める時は初乗り駅、終着駅はコースにより異なる。色々なコースを作り、その逆コースも面白い。
乗り換え時の時間待ちをよく調べておく事です。新しいJRの時間表を持って行くとよいでしょう。
乗車時間が相当掛かりますので、弁当持参が良い。大きな乗り換え駅では飲食類等の売店を調べておく。
乗車車両にトイレ有無を確認しておき、あればその近くに乗車しておくと良いでしょう。
是非一度は体験してみて下さい。料金が一番安〜い電車の旅です
ブログやメーリングリスト等で、写真付きの体験レポートを書き込むのも面白いかもしれません。
***もう一度チェックしてみましょう***
◎ 同じ駅は二度通る事は出来ません
◎ 途中下車は出来ません
◎ JR職員に検札等で問われても「最長片道切符・大回り乗車を利用中です」と告げる
◎ 食事や飲料水は持参か、乗り換えの駅ホームに売店があるか有無を調べておく
◎ 出来るだけ新しいJR時間表を持参の事(乗り換えの時必要)
◎ 最終の駅に降りるとき改札で、切符は絶対に機械に通さない事
係員に必ず切符を手渡して下さい
***楽しい車窓の旅を期待しております***